竹林篤実 (たけばやし・あつみ)
チーム・パスカル代表
1960年生まれ/滋賀県出身/京都大学文学部哲学科卒業
印刷会社、デザイン事務所、広告代理店を経て独立
コミュニケーション研究所代表
中学生の頃から文学部を志望していた典型的な文系人間です。生来の望みだった書くことを生業の一つとしてやってきました。30代後半から取材仕事が増え、多様な分野に対象が広がる中で、いつしかビジネス系、IT関連に加えて大学理系教授への取材が急増。
最近では取材の約7割が理系のテーマです。
例えば超伝導、バイオ、ロボット制御、流体力学、俯瞰景、プロテノーム、プラズマ、テラヘルツ波、脊椎脊髄神経症、IPv6、メンタルヘルス、エイジングetc。
おかげで理系テーマの引き出しと、各テーマを関連づける理系地図を持てるようになりました。このノウハウとこれまで培った文章力を活かして、理系の技術を文系の言葉に翻訳し、より多くの人にわかってもらえる表現をめざします。
近藤雄生 (こんどう・ゆうき)
1976年東京生まれ。ノンフィクションライター。
東京大学工学部航空宇宙工学科卒、
同大学院工学系研究科環境海洋工学専攻修士課程修了。
京都市在住。
https://www.yukikondo.jp/
中学時代から、夢は物理学者というバリバリの理系でした。大学時代には真剣に宇宙飛行士を考えていたものの、少しずつ路線がかわり、サイエンスジャーナリストからいつしかルポライター志望へ。
大学院修了後、5年以上に渡って世界各国を旅しながらライターとしての経験を積み、2008年に帰国し、いまにいたります。人物、旅、社会に関するルポルタージュやノンフィクションが自分の軸ではあるものの、帰国後は理系ライティングの仕事も増え、理系としての本能(?)が目覚めつつあります。
宇宙、相対性理論、ロケットから、環境問題、深海魚、進化論、タイムマシンまで、書籍を中心に幅広く執筆。わかりやすく面白く、もっと読みたくなる理系の話を書いていきたいです。理系以外の著書には、『吃音 伝えられないもどかしさ』(新潮社、講談社本田靖春ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞、本屋大賞ノンフィクション本大賞、各最終候補作)、『オオカミと野生のイヌ』(エクスナレッジ、本文執筆)、『終わりなき旅の終わり』『中国でお尻を手術。』『遊牧夫婦』(以上3作、ミシマ社)、『旅に出よう』(岩波ジュニア新書)、『遊牧夫婦 はじまりの日々』(角川文庫)などがあります。『新潮45』『考える人』でノンフィクション記事の連載もしていました。エッセイなどの寄稿も多数。(仕事の詳細についてはworksをご覧ください)
また、英語での取材・インタビュー・通訳も可能です(TOEIC 985点、国連英検A級)ので、英語を使ったお仕事のご相談にも応じられます。
京都造形芸術大学(通信教育部にて、旅行記、インタビューのスクーリング講義を担当)、大谷大学(「人間学」 旅と生き方に関する講義)、放送大学(スクーリング講義)で、非常勤講師もしています。
平松紘実 (ひらまつ・ひろみ)(サリー)
科学する料理研究家
1989年生まれ。静岡県出身。
京都大学農学部資源生物科学科卒。
京都大学大学院農学研究科修士課程修了。
公式サイト:http://sallyskitchen.jimdo.com
「料理を科学する」「科学をわかりやすく楽しく、より身近に」をテーマにレシピ開発や執筆活動など、料理や食、科学について幅広く活動しています。
生き物がつくられる仕組みを学ぶために農学部に入ったところ、「料理がおいしくできる仕組み」があることに気づき、料理と科学の関係に目覚める。在学中に「理系女子流 おいしいごはんの化学式」で第6回出版甲子園グランプリを受賞。京都大学総長賞受賞。
著書:
小学生向けの科学読み物
『おもしろい! 料理の科学』(講談社)
科学×料理なレシピ本
『「おいしい」を科学して、レシピにしました。』(サンマーク出版)
科学×料理なブログ「サリーの「おいしい」を科学する料理塾」
http://ameblo.jp/sallyskitchen/
書籍&ブログについての情報はこちらでお知らせしています。
Facebookページ:https://www.facebook.com/sallyskitchen.blog
大越裕 (おおこし・ゆたか)
1974年茨城県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。
神戸市 在住
広告・マーケティングの専門出版社で環境ビジネス誌の広告営業、出版業界誌の創刊、編集・ライター養成講座の立ち上げと運営などを担当。
講師の話を聞くうちに「本を作ってみたい」という思いが嵩じて退社。
その後、単行本出版社の制作部門で、数十冊の新書・ビジネス書・人文書の編集に携わる。同時にライターとして作家や科学者、ビジネスマン等のインタビュー、著書の構成などを行う。2011年よりフリーランス、現在、神戸在住。
好きな作家は藤沢周平。「文章とは何か。もちろん、テレパシーである。」(スティーブン・キング『小説作法』)がモットー。
手がけた本に、
『僕は君たちに武器を配りたい』
『武器としての交渉思考』
『君に友だちはいらない』
『2020年6月30日にまたここで会おう』(以上、瀧本哲史著)
『高卒IT 高卒のフリーターが会員150万人のIT企業をつくった話』(金谷元気著)
『謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦』(須田将啓・田中禎人著)
『低炭素社会』(小宮山宏著)
『テレビは見てはいけない』(苫米地英人著)
『12歳からのインターネット』(荻上チキ著)
『書いて生きていく プロ文章論』(上阪徹著)
『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました』(出雲充著)
『同調圧力にだまされない変わり者が社会を変える』(池田清彦著)
などがある。
萱原正嗣(かやはら・まさつぐ)
1976年生まれ。神奈川県立湘南高等学校、京都大学法学部卒業。NTT西日本、日本ヒューレット・パッカードでの勤務を経て、コンテンツ制作の世界に。自然科学・理工系の制作物を中心に、人文・歴史・社会科学や人物ルポまで幅広いテーマを手掛ける。
一番の強みは「理解力」と「翻訳力」。クライアントや取材相手の言葉や取り組みを理解し、届けたい相手に届くよう分かりやすく面白く伝えることを得意とする。
◆大学広報支援
2014年~東京大学素粒子物理国際研究センターで広報誌制作(企画・編集・執筆)
2015年~国立大学附置研究所・研究センターのウェブサイトで研究者紹介記事を制作(企画・編集・執筆)
2016年~東京大学理学部の広報誌制作(企画・編集・執筆)
2019年~東京大学先端科学技術研究センターのウェブサイトで研究者紹介記事を制作(企画・編集)
◆サイエンス・テクノロジー系の書籍制作
『ウイルスは悪者か お侍先生のウイルス学講義』(髙田礼人著/亜紀書房/2018年10月)
著者は北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター教授。インフルエンザウイルスとエボラウイルスの世界的研究者。ラボとフィールドを行き来する著者の研究を通じて、生物と無生物の中間的存在であるウイルスの不思議について語る。
『Googleが仕掛けた罠』(杉浦隆幸著/小学館新書/2016年4月)
著者はサイバーセキュリティの専門家。インターネットに潜むリスク、とりわけグーグルやフェイスブックを使うことによる個人情報漏洩リスクについて語る。
『植物の体の中では何が起こっているか 動かない植物が生きていくためのしくみ』(嶋田幸久氏との共著/ベレ出版/2015年3月)
著者は横浜市立大学木原生物学研究所教授。植物科学の研究者。植物が芽吹き、根と茎を伸ばし、花を咲かせて実をならすのは、植物が光や水、重力や温度を「感じて」いるからだ。植物はそれをどのように感じ、環境に応答しているのか。
『日本インターネット書紀 この国のインターネットは、解体寸前のビルに間借りした小さな会社からはじまった』(鈴木幸一著/講談社/2015年3月)
著者は、日本のインターネットサービスプロバイダの草分けであるIIJ会長。日本のインターネットビジネスの黎明期から今日までを、インターネットや通信の技術にも触れながら語る。
ほか、制作に携わった書籍は全部で20冊近く。書籍を構成することで編集力が磨かれ、それが記事やコンテンツ制作の際にも大きく活きている。さまざまな大学や企業で、研究(者)・技術(者)の紹介記事やコンテンツ制作を手掛けている。
寒竹泉美(かんちく・いずみ)
1979年生まれ。京都在住。広島育ち。小説家。
九州大学理学部化学科卒業。
京都大学医学研究科博士課程修了。博士(医学)。
大学院での専門は神経科学。
実験ばかりの大学院の日々は苦しかったのですが、自然の真理にたった一瞬でもつながると、それだけでそこまでの苦労がすべて吹き飛ぶような麻薬のような面白さがありました。
博士課程を修了したとき、わたしは、研究者を職業に選ぶのかと自分に問い、中学生のときから抱いていた小説家になるという夢をかなえるために研究をやめることを決めました。昔考えていた、両方やればいいじゃないという甘い考えはもうなくなっていました。全力を尽くさないと研究者としてその場にい続けることはできないとわかったからです。全力を尽くすのなら、小説に賭けてみたい。たった一度の人生だから、そう思い、背水の陣で小説を書き、あまりメジャーでない賞にひっかかって、なんとか小説家になることができました。
しかし小説家としてはあまりめぐまれたデビューとは言い難かっため、ゆっくりじっくり1つの作品を仕上げることだけに専念できる日々とは程遠く、企業CM用の物語の書下ろしや、ライティング、エッセイ、論文の要約、脚本、ウェブ連載、電子書籍、文章校正、講師、研究論文の解説書作成などさまざまな仕事を行っています。おかげで鍛えられて、気がつけば文章に関してはジャンル不問の必殺仕事人のようになっていました。
そんなときに、この理系ライター集団パスカルと出会いました。博士まで行ったのにもったいないと百回以上言われ続けてきましたが、理系の学問の魅力をわかりやすい文章でもっとたくさんの人に知ってもらえるこの仕事を続けていけば、もったいないと言われなくなる日が来ると思っています。
担当した仕事や小説家としての仕事は個人のHPにもまとめています。よかったら、ご参照ください。